2年前の記事で紹介した友人Kが、先日モザンビークへ遊びに来てくれました。
この記事、面白いことに僕のブログ記事の人気トップ3に入っていて、
『一生逃げ続ける』『社会から逃げたい』といったキーワードでGoogle検索すると、1位か2位に表示されます。
・・・誰かの役に立っているのだろうか?
とにかく、その友人Kが、2年前に会った時に交わした約束通りモザンビークにやってきました。
1. モザンビークでのおもてなし
友達が大していない僕は、友人が訪ねてくることはまずない。
日本から来てくれたのは、Kで2人目だ。
数少ない機会ということもあり、モザンビークを最大限楽しんでもらおうと十分に計画を立てた。
思い出すのは数年前、日本のツアー会社からモザンビークのガイドを依頼された。
ガイドとなるならバッチリ現地情報を叩き込んでおかないと!そう思ってモザンビーク資料を読み漁った。
が、結局、僕がガイドとして日本人観光客を受け入れることは無かった。
・・・・モザンビークツアーの参加希望者が、実施最低人数に達しなかったからだ。
驚くべきことに、2年連続最低人数に達さなかった。
報酬も一銭ももらえず、ただ現地情報と自分の時間を垂れ流した苦い思い出だ。
話を戻す。
今こそ自分のガイドスキルを駆使するとき、ということで、気合を入れた。
2. モザンビーク滞在 with K
2.1. モリンガ農地
最初に、僕のモリンガ農地にKを連れて行った。
農地では、モリンガ事業関係者に集まってもらい、みんなでKを歓迎した。
日本から来た友人を、農地スタッフが歓迎の歌で迎えてくれました。 pic.twitter.com/aqwKRYKzsd
— やんびー@モザンビーク (@yachiro51) 2019年2月9日
モリンガの苗や挿し木を植えたエリア。
雨季は、葉の収穫時期。
農地周辺に住む女性に働いてもらっている。
パイナップルが食べたい、Kがそう言ったのでパイナップル売りにその場で切ってもらった。天然でここまで甘いのはすごい!とKが絶賛。
2.2. モザンビーク島
世界遺産のモザンビーク島は、モザンビーク北部観光では外せない。
2泊3日でモザンビーク島に滞在し、Kにはゆったりとした時間を過ごしてもらった。
桟橋。ここで飛び込みしたり、泳いだりすることもできる。
Kはここで泳いでみたが、暑すぎてすぐホテルのプールへ避難したらしい。
ロブスターカレー、ピカーニャ(牛のお尻の先の肉)、セミ海老フライといった現地料理を食べた。
日本で食べたら軽く諭吉が飛んでいくが、ここでは7,000円程度で3人が飲み食いできた。
この時は日本人ボランティア(女性)と夕食を共にした。
Kは男から見てもモテる奴なので、歓談中
「(この子・・・Kに惹かれてないか?)」
と女性ボランティアの表情をチラチラ観察してしまった。
たぶん大丈夫だった、と思う。
3. 朋あり遠方より来る、また楽しからずや
細かいことは抜きにして、遠い日本から友人が訪ねて来たことはハチャメチャに嬉しかった。
Kは滞在中、こんなことを言っていた。
「昔、世界放浪してて思ったけど、観光名所を訪ねるだけの旅行は得られるものが浅いんだよ。現地にいる知人を頼って旅行したほうが、その国のことをより深く知れる。」
短い滞在期間だったけど、その間にモザンビークのリアルな現状を、僕なりにKへ伝えられたと思っている。
空港での別れ際、Kが満足そうな顔で礼を言ってきたのがその証拠だ。
相変わらずKはいい奴で、人生を模索している奴だった(生活は僕の数倍安定している様子だったが・・)。
今度の再会はいつになるかわからないが、それまでお互いワクワクしながら毎日を過ごせていけたらいい、と思う。
今回は以上です。
セミエビ、震えるほど高い・・
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