モザンビーク北部に住む人への朗報。
ナンプラ州ナカラ郡から、国際便が運航開始!
エチオピア航空なのがなお良い。
例えば日本人にとって、モザンビーク→日本間の飛行機は、ほとんど首都マプト発しかなかった。そのため、北部地域に住む人は、国内便で1,000km以上離れた首都まで移動する必要があった。僕の住むナンプラでいったら、2,000km離れてる。
国内便は、最近LCC(格安航空会社)が誕生したものの、運賃が高い。
首都〜北部の往復で、3〜4万円かかる。高速バスと比較すると、料金が4倍ぐらい高い。じゃあ高速バスで行ってはどうか?いや、2,000kmを疾走する現地の高速バスは頻繁に事故を起こしてる。あまりにも事故が多すぎて、営業停止になったことすらあるから恐ろしい。
話を戻す。
そう、つまりナンプラ州のナカラ空港から国際便が運航すれば、首都に行く手間が省ける。時間とお金が節約できる。
時間に関しては、日本への移動時間も大幅に短縮される可能性がある。僕はこれに一番期待している。
記事によると、ナカラ空港は香港やリオ・デ・ジャネイロへの直行便にも対応できるみたいだ。香港まで直行できれば、日本への移動時間が半分になるかもしれない。
今まで
1. ナンプラ→首都マプト ※国際便へ乗るための前日移動
2. マプト→エチオピア
3. エチオピア→香港→日本
【所要時間】前日移動も含めると、48時間ぐらい
これから
1. ナンプラ→ナカラ空港 ※国際便へ乗るための当日移動(タクシー)
2. ナカラ→香港
3. 香港→日本
【所要時間】25時間ぐらい
まあただ、現実にはナカラ→香港の就航は乗客の少なさから採算が取れないので、ナカラ→アディス・アベバ(エチオピア)→香港→日本という路線になると思う。それでも今までより15時間は早く日本へ着けるので、嬉しい限りだ。
ナカラ空港のハブ化
今後、ナカラ空港はハブ空港として国際便がドンドン増える可能性がある。
北部にいながらでも、素早くヨーロッパやアジアに移動できれば、ビジネスの可能性も広がっていくだろう。期待しよう。