今月から週三日のコンサル業務を開始しました。
ほぼ毎回、地方の郡を訪問して回る仕事で、遠いところでは片道6時間かかります。
こういう田舎道を通ったり、
エアーズロックっぽい岩山を見たりします。
ちょっとこの文書を英文に訳しておいて、と言われたら
さて、そんな出張ライフを送っている僕ですが、先日上司にあたる人から
「この前収集したポルトガル語データ、日本語と英語に訳しておいて」
と指示がありました。
いやちょっと待て。
僕は自慢じゃないが、ポルトガル語から日本語への翻訳はできる。自信ありだ。
が、ポルトガル語→英語はやったことない!
そんな思考が頭をよぎる前に、「了解しました!」と勢い良く答えてしまったため、退路が無くなった自分。
イチイチ翻訳してたら日が暮れる。そんなに時間をかける仕事でもないから、質よりスピードで押し切ろう。
そう考えたところで浮かんだのが、Google 翻訳の存在です。
そういえば、Google翻訳でWordとかの文書も一気に翻訳できるんだった!
ということで、早速使ってみました。
思った以上に役に立ったので、今回の僕みたいな状況に陥った人は是非試してください。
- ちょっとこの文書を英文に訳しておいて、と言われたら
- Google翻訳を使い、ドキュメントファイルを翻訳してみよう!
- Google翻訳は、あくまで補完的なツールと考える事
- プロの翻訳家も、全文を自力で訳してないという事実
Google翻訳を使い、ドキュメントファイルを翻訳してみよう!
1. まずはGoogle 翻訳サイトへ行きます。
次に、左空欄の下にある、『ドキュメントを翻訳』をクリックします。
2. 左の『ファイルを選択』から、翻訳したい文書を選択します。
3. ページ右で翻訳したい言語を選択後、『翻訳』ボタンをクリックします。
4. 一瞬で翻訳された文書が表示されます。
以上です。
どうでしょう?簡単に英文資料が作成できましたね!
Google翻訳は、あくまで補完的なツールと考える事
よっしゃー翻訳作業が一瞬で終わったー飲みにでも行くか!
そんな馬鹿な方はいないとは思いますが、念のため忠告です。
Google翻訳の精度については、以前の記事でも説明したように過度の期待は禁物です。
Google翻訳はあくまで「ざっくり」翻訳してくれるツールであって、修正は自力で行う必要があります。
ただ、一から自力で翻訳するより作業時間がだいぶ短縮されます。なので、使い方としては
1. Google翻訳で文書を翻訳
2. 翻訳文書を確認し、おかしい箇所を自力で修正
これでいきましょう。
僕のケースでは、文書内容が簡単だったこともあり、30分程度で英文翻訳が終わりました。
もし最初から自力で辞書片手にやっていたら、1時間なり2時間かかっていた可能性があります。
プロの翻訳家も、全文を自力で訳してないという事実
実は、プロの翻訳家と呼ばれる人たちも、全部自力で翻訳しているわけではないんです。
彼らも専用の翻訳ソフトを使い、一度ざっくり訳してから作業を行います。
つまり、翻訳ソフトを使って訳すことは何ら恥じる行為ではないということ。
「全部自分で訳すからこそ力がつくのでは?」と真面目な方は思うかもしれません。
でも、ソフトで翻訳された文書を修正するのにも、語学力が必要なんです。
どこがおかしいのかは、言語を理解できないとわかりません。
翻訳作業を飛躍的に速めるツール『Google翻訳』、みなさんも是非活用してみて下さい!