100名以上の方からご支援いただき、クラウドファンディングは目標額に到達しています。現地スタッフ共々、日本からのご協力に大変感謝しております。
実は、目標達成後
・モリンガ葉の加工、1から全部やり直し
・加工施設に呪いの瓶出現→泥棒被害
・自宅が放火
といった負の反動(?)をモロに受け止め、瀕死寸前の状態でしたが、なんとか復活し歩みを進めています。
モリンガ葉の加工、1から全部やり直し
これが一番応えました。
モリンガ葉の加工準備は、クラウドファンディング開始前から行っていました。
しかし、その加工方法では葉の乾燥レベル、保管体制が不十分ということに気づき、大幅な改善を行うことに決めました。
加工を終えていたモリンガ乾燥葉を全て廃棄し、1から再スタート。
コミュニティの女性達に収穫・選別してもらい出来たものを処分するのは心が痛みましたが、農地マネージャーと協力し、秘密裏に処分しました。
5月:加工体制の改善点整理→改善策の実施
日本の提携企業にはいくつもの改善案を提示していただき、モザンビーク国内のモリンガ同業者からは、現地に適した加工体制を惜しみ無く教えてもらいました。
発電機と送風機を購入したり
防虫対策用に二酸化炭素ガスを購入したりしました(地元で見つかってよかった・・)。
6月:新体制でのモリンガ加工を開始
今週、モリンガ乾燥葉(原料)の第一弾を日本へ発送する予定です!
日本到着後、モリンガ原料はお茶の製造会社へ送られ、モリンガ茶へと加工されます。まずは日本へ到着することが第一関門です。
加工施設に呪いの瓶出現→泥棒被害
4月下旬、加工施設の警備員パウロから連絡が入りました。
『呪いの瓶が出てきた!急いで来てください!』と。
行ってみると、
たしかに、ペッドボトル瓶が埋まってました。
モザンビークは呪いの文化が今でも根強く残っていて、白魔術や黒魔術を使う人間が多数います(白魔術師協会、なるものも存在)。
僕は呪いをある程度信じていますが、この呪いにはさほど深い意味はないと判断し、スタッフと神に祈りながら処分。
聖書を手に神へ祈る「私達を呪いからお守りください」と。
掘り起こしました。
ペッドボトルの中身は、水と謎の不純物が混ざった液体でした。
(あ・・これは普通のポイ捨てじゃないぞ。)と気づきましたが、動揺をスタッフには見せず
「よし!呪いを排除した今、モリンガ事業は加速するに違いない!」
と陽気に発言し、その場を後にしました。
・・・それから1ヶ月後、加工施設に泥棒が侵入しました。
-
モリンガ加工施設に泥棒侵入
2023/2/28
呪い、継続中かもしれません。
自宅が放火
5月中旬、自宅が放火されました。
・日曜日、家にいると煙が充満→どっかの延長コードがショートしてないか確認→隣人が料理で炭を大量に使っているんだろうと推測→放置
・1−2時間後、お茶でも飲もうと台所へ。すると、台所玄関扉の下の隙間から、熱々の炭が家に入ってきた。
・扉を開けて外を確認したが、誰もいない。見ると、扉の蚊よけネット部分が焼けてなくなっていた。
ボヤで済んで良かったのですが、もし可燃物に火が付いていたら一大事でした。
犯人は誰か?
周囲からの意見も参考にし、犯人は
「隣人」「近所の不良少年」「自分に恨みを持った人間」のどれかだろうと目星をつけました。
個人的には、99%「隣人」が犯人、と思っています。
名探偵コナンを思い出しながら現場の観察、証拠品の押収・分析をした結果、その結論に至りました。詳細は長いので割愛します。
自宅のボヤ発生場所(台所ベランダ)から押収した証拠品の数々。
皆さん、モザンビークでは放火に気をつけましょう。
ネクストゴール
クラウドファンディングサイト「Ready for」では、目標額達成後、新たな目標額を設定することができます(これをネクストゴールと呼びます)。
当初、全く考えていませんでしたが、目標額到達が早かったため「支援しようと思ってたら終了していた」という連絡をいくつか受けました。
そこで、残された募集期間を活用し、第二目標額の設定を行いました。
詳細は下記のReady Forサイトに掲載してあります。
クラウドファンディング期間は、7月5日まで。
第2目標も達成できるように全力を尽くします。