こんにちは、やんびーです。
先日、Twitterで下記のことをつぶやきました。
カシューナッツの殻が有効利用できる!?
モザンビーク北部では大量のカシューナッツがとれ、加工段階で殻は廃棄しているよう。
この技術、モザンビークに持ってこれないか?https://t.co/Apb6L1ILoz
— やんびー@モザンビークで起業 (@yachiro51) 2020年2月18日
■記事元はこちら
要するに
『カシューナッツの殻で環境にいい材料が作れるよ〜!』
ということです。
え!?モザンビークでもカシューナッツ生産してるから、今後導入可能な技術なのでは?
そんなことを思い、調べてみました。
■目次
カシューナッツの殻を利用したビジネスに光を
モザンビークで大量発生するカシューナッツの殻
ここモザンビークではカシューナッツの生産が盛んで、主要輸出品目の1つとして国も力を入れています。
政府機関であるカシュー研究所では、年間2百万を超える苗を配布しています。
配布する苗は改良品種で、生育期間が通常のカシューの木より格段に短く改良されています。
2年目で実の収穫が可能とのこと。
カシュー研究所の資料によると、カシューナッツの年間生産量は13万トン程度(殻付き)。
年間数万トンの殻が発生する、それがモザンビークのカシューナッツ産業の現状です。
殻の利用方法が確立されていない
そのカシューナッツの殻、知人によるとモザンビークではまだ用途が確立されていないようです。
例えばモザンビークで見つけた調理ストーブ。
これはカシューナッツの殻を燃料としています。
面白いアイデアですが、どの層に対して普及していくのかが見えない印象を受けました。
農村地域で暮らす人にとっては、タダで使っている薪からお金を払わないと使えない調理ストーブへ変更するとは考えづらいです。
反対に都市部だと、ガスや木炭で調理する家庭がメインです。
ここへアプローチしていきたいのかなぁ〜と思いましたが、調理ストーブのサイズが小さく、家族単位で使用するには不十分です。
上記のような背景から、普及はさほど進んでいません。
年間数万トンの殻を有効利用するには、もう少し利用範囲の広い商品へと転換する必要があります。
東京農工大と協力しモザンビークで活動を展開できないか?
ダメ元で連絡を取ってみます!
どうやら東京農工大は、東南アジアのカシューナッツ生産国(ベトナムやインド)への技術支援を視野に入れて動いています。
・・・これをモザンビークでしてもらえばいいのでは?
カシューナッツ殻が年間数万トンも発生し、用途に困り廃棄している状況のモザンビークであれば、この技術は大きなインパクトをもたらします。
国際開発に絡めたプロジェクトにできれば、援助機関からのサポートも受けられます。
ということで、現在東京農工大へ問い合わせ中です。
(僕ではネームバリューが足りないため、知人に問い合わせを丸投げ依頼しています)
カシューナッツ栽培、実施中です♪
現在、自分の農地にカシューの木を2ha分栽培しています。
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カシューナッツ事業、色々な展開ができそうで面白くなってきました!
進展があったらまたブログでご報告します♪
今回は以上です。