最近、モザンビークを知っている日本人が増えてきたなぁ。
と思うのは僕だけで、実際はモザンビークを知らない人がほとんどですよね、日本では。
あぁ、いつかモザンビークを語れる日本人になりたい、そう思いつつ、地道にモザンビーク知識を蓄えています。
さて、先日、グーグルアラートのキーワード「モザンビーク」に興味深いサイトが引っかかりました。
モザンビークの人がラジオ出演してる、ぞ!
愛媛大学に留学しているマコメさんが、英語でインタビューに応じている。
パーソナリティ(日本人女性)の話の持っていきかたが上手で、面白い話が次々とマコメさんから出ていた。
そうだよなぁ、彼が日本にいるからって
「お、マコメ今日本に住んでるの?じゃあ俺、休暇利用して遊びに行くわ」
なんていう、日本人間でなら起こりうる展開は、起きない。
旅費が高すぎる、よ。
マコメさんは往復30万円と言っていたけど、もっと安い航空会社(カタール航空やエチオピア航空)を使えば、往復10万円程度にまで抑えられる。
が、それでも、高い。
モザンビークの最低賃金は、月給で約6,000円。
日本の30分の1程度だ。
日本とモザンビーク、もっと交流できればいいと願っているが、距離の壁は大きい。
僕の妻が続けている、現地孤児院への寄付活動では、
新潟の中学生が毎回文房具を日本から送ってくれる。
写真:日本から届けられた塗り絵を、丁寧に塗り上げた子どもたち
こういった活動を傍から見ている僕は、
「毎回文房具を集め送ってくれる日本の中学生に、ぜひとも現地に来てもらいたい」
と思うわけです。
でもそこで立ちはだかる壁、距離の壁。これがな〜やっかいだ。
現地に来て、現地の人からその国の話を聞く。
記憶や印象に深く残るだろうな。
現実的に考えると、モザンビークのことを日本人が知る方法は、
・日本に来ているモザンビーク人から話を聞く
・モザンビークに住んでいた日本人から話を聞く
のが有力だろう。
マコメさんのように、学生の身分で日本に来る人はこの先増えていく。
彼らが、今回紹介したラジオのような場に登場し、モザンビーク情報を日本人へ発信していけば、この国に興味を抱く日本人も増えるだろう。
それにしても、愛媛県はモザンビークとの繋がりが強い!
小学生まで、モザンビークと関わりがあるとは・・脱帽です。
ではまた!